循環器内科について

ご挨拶(診療部長)

 当院は1943年より、東京慈恵会医科大学の付属病院として地域の皆様の健康に貢献すべく診療を続けてまいりました。
 2012年に病院を建て替え、最新設備を整え東京慈恵会医科大学葛飾医療センターと名称を変更し、『病気を診ずして、病人を診よ』の教えに基づき、質の高い医療を実践し、医療人を育成することにより、社会に貢献し、患者さんや家族から信頼される診療科を目指しております。そして患者様ひとりひとりに最高の医療を提供すべく日々診療にあたっております。


慈恵葛飾医療センター 循環器内科
診療部長 南井 孝介



診療内容・専門分野

東京城東医療圏の循環器医療の中核的な役割を担っております。日本循環器学会指定の循環器専門医の研修施設でもあります。
入院治療としては、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患に対しては、心臓カテーテルによる冠動脈撮影や、バルーンやステントを用いたカテーテル治療を行っています。心不全には陽圧酸素療法・薬物治療を、房室ブロックや洞不全症候群などの不整脈にはペースメーカー植え込み手術を行っています。下肢動脈疾患にはカテーテルによる経皮的血管形成術を行う場合もあります。
肺血栓塞栓症や大動脈解離についても内科治療で対処可能な症例は受け入れています。
入院は外来から、あるいは東京都CCUネットワーク(外部リンク)や近隣医療機関からの御依頼により救急搬送される場合があります。
外来診療としては、慢性疾患や退院後の薬物治療・生活指導、高血圧などの生活習慣病に対する指導も行っています。
近隣の医療機関からの御紹介患者さんには、速やかに精密検査・服薬指導を行います。



特色

主に急性期医療を対象に地域の総合病院として、かかりつけ医や近隣の医療機関との連携を密にした地域完結型医療の一端を担っております。
虚血性心疾患が疑われても、緊急性が無ければいきなりカテーテル検査ではなく、まず外来で心筋シンチグラムや冠動脈CTという検査を活用して評価します。
外科系病棟に入院中の患者さんについても、必要に応じて心機能評価や術前術後管理のサポートを行っています。医局・病棟ではカテーテル症例検討会に時間をかけ、安全かつ最善の医療の遂行を心掛けています。医師・看護師をはじめ医療スタッフでチーム医療を形成し、患者さんの診療に当たっています。


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