入院して行う検査・治療

リードレスペースメーカ

今までのペースメーカと違って、心臓に直接植え込むタイプのペースメーカが2017年9月に登場し、植え込み施設に認定されましたので当院でも植え込むことが可能です。 この新しいペースメーカは皮膚の下に埋め込んでいた本体を小さくして、心臓の中に植え込むため植え込んだ後は外見からは全く分かりません。また、心臓と皮下に植え込んでいた本体を繋げるリード線もなくなるため、合併症も通常のペースメーカよりも少なくなっています。また、このMRIにも対応しているため植え込み後の制限は最小限となっています。
このペースメーカは、カテーテルを用いて足の根元の血管(大腿静脈)から心臓に挿入されます。カテーテルの先に小さなペースメーカがついており、カテーテルに糸で固定されています。心臓の中までペースメーカを挿入して、本体に付随しているフックを心臓の筋肉にひっかけ固定した後、糸を切断してカテーテルを抜去することによって、体内に留置できる仕組みとなっています。


現在、そのペースメーカが適応となる病気や患者様には限りがあるので、すべての患者様に使用いただけるわけではございませんが適応含め良くご相談させていただきます。



▲ページトップへ