入院して行う検査・治療

心臓カテーテル検査

冠動脈は大きく分けて3本あります。心臓の左側に2本、右側に1本あり、それぞれが細かい枝を出して心臓全体を栄養しています。この血管を調べる事が、心臓カテーテル検査であり、これにより虚血性心疾患の確定診断が下ります。
細長い管状の医療器具のことをカテーテルと言います。その中で心臓カテーテル検査に使用するカテーテルは、直径で1.5mm程度です(治療の場合には、2-2.5mm程度です。)。
このカテーテルを、手首・肘・鼡径(太ももの付け根)の動脈(ドクドクと触れる血管)に入れて、X線画像を見ながら心臓の所まで持っていき、冠動脈の入口まで進めます。
血管自体は、X線では見えないため、カテーテルを通じて造影剤という液体を血管の中に流して、X線撮影する事により血管の状態を見る事ができます。


CAGに使うカテーテルの写真

また、カテーテル検査は、心臓の中や血管の圧力を測ったり、心臓の動きを見たりする役割もあります。
以下に、具体的な検査の内容を記載します。




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